どうも最初のブログ記事が思いの外読まれてヤバい思想流行らんでくれってなったこーめーです。
電子書籍デビュー
私事ですが、最近Amazon Kindle で初めての電子書籍の世界に飛び込ませて頂きました。それを使っての所感、見解、総評を書いていきたいなと思います。
こういうのってたくさんのブロガーがやってると思うんだけど、たくさんの人がこういう意見をたくさん言っていくことに意味があると思うので私も電子書籍の導入を悩んでいる人へ参考になる一意見を述べさせたらなと思います。
悩んでる人ってやっぱり一回ググって良いかどうか調べるんだろうけど(私もやった)、だいたい上に来るのがアフィ系か企業系なのでスポンサーとか大人の事情が絡んでくると勘ぐってあんまり参考にしづらいと思うんですよね。ですので先手打って言っておきますけど、私は企業からお金を一銭ももらってもいませんし、このブログで広告等収入も一切ありません。
完全に趣味と自己顕示欲のみで書いています。
あと注意点としてAmazon Kindleでの使用感として書くので、下記で上げるデメリットが無いブランドがあればご一報いただけると幸いです。
評価を述べる前に
私の環境を述べたいと思う。ノベルだけにww
書籍は文庫本半年に一、二冊読んだら良い方。漫画ならもう少し多くて半年に四、五冊程。漫画は一気読みがしやすいので時期的なムラはもっとあって、読んでる時期はもっと読んでる。
あんまり読んでねえな……
電子書籍を検討してる人で紙の書籍を読んだことが無い人はいないでしょう。もしいるのであればあなたは完全に読書不足です。紙電子どうこう言う前に紙の書籍を読みなさい。
色々あげていきたいとおもいます。
紙書籍の良いところ
- 貸し借りが容易
- 手触り
- ブルーライトゼロ
貸し借りが容易なのは言わずもがなです。友人が読んでいたものをそのまま借りて読むなんてことが可能です。人とのつながりを感じられてコミュニケーションツールの一つとして内容の共有、感想を語り合う以上の効果が出ます。意外にもKindleにも貸し借りの機能があるらしいですね。使ったことはありませんが。
紙の手触り、本の厚さでこの本がどのくらい長いか直感で分かります。やはり紙で読んでる方が「本を読んでいる」という実感は大きいです。
電子書籍だと必然的にデジタルデバイスを用いることになりますので液晶からブルーライトを浴びることになります。最近はブルーライトを避ける傾向にある人も多いので睡眠前の読書を電子書籍にすると安眠の阻害になるのは確実です。
私は一切気にしていません
逆に紙書籍の悪いところ
- かさばる
- 劣化が激しい
- 帯やカバーが邪魔
かさばります。そりゃ形を伴うものだから当然です。文量が多い本ほど分厚くかさばります。
ネットやゲームのスラングとして「紙耐久」というものがあります。耐久力が紙のように弱いという様からですね。紙は弱いです。紙は手で破くこともできますし丸めるだけで本としての価値を大きく損ねてしまいます。また水にも弱いです。皆さんも学生時代など、雨降りの中自転車をこいでカバンの中の教科書をしわしわにした経験があるでしょう?無い人は温室育ちです。
図書館とかがやってるような、ちゃんとした処理をすれば大丈夫なんですが、はっきり言って手間です。お気に入りの本とかならともかく教科書で手の込んだケアをするような人はいないでしょう。
最後はみんなどう思ってるのかは知らないですけど、紙の本のカバーや帯って煩わしいんですよね。特に文庫本は、本体と手の間にオブジェクトを一つ介しているのでホールド感に影響がモロです。帯もなんかモヤッとします。電子書籍ならそんなことはないですね。だって実体がないんですから。
電子書籍の良いところ
- 買うのが容易
- 持ち運びに便利
- 保管にスペースをとらない
そもそも私が電子書籍を始めようと思ったきっかけを話したいと思います。(隙自語)(そもそもブログは自語)
NHKのAIがテーマの番組をふと見ていたときに、メイプル超合金のカズレーザーさんがある小説のラストみたいな未来になるかもしれないみたいな話題になって、専門家の先生も面白いですねみたいな流れになっていて面白ろそうと衝動で買ったのが始まりです。「幼年期の終り」を買いました。
もともと海外のSF小説に興味があり、同時に電子書籍に手を出そうかと考えあぐねてたタイミングでしたので思い切って電子書籍を始めました。その時間深夜1時。
こんな時間に本を買えるというのが最大の利点です。もし、電子書籍に微塵も興味がなく、後日紙の文庫本をツ○ヤで買おうと思うと、以下のようなたくさんの障害があります。
実際の店舗に赴く
目当ての本を探す
購入手続きを済ませて帰ってくる
本を開く
まず、最初の段階が大変。仕事や学校終わりまたは休日にわざわざ赴く。それまでの時間で熱が冷めて「やっぱりいいか」となってしまいます。定期的に続編が出てくるシリーズ物とかならともかく単発の小説ならなおさらです。
でも電子書籍なら買えてしまう。時間も場所も問わずに。
「鉄は熱いうちに打て」と昔から言われますが、思い立ったときにすぐ行動ができるわけです。これは大きい。
単発の小説ならこういう買い方もできますが、紙の書籍を買うことは物欲を満たす意味もあります。漫画なら何巻まで出た。買いそろえたという実感もあります
次に持ち運びの利点です。私事ですが、先日。社会人になって初めて健康診断なるものに行きました。センターに言って施設のなかをめぐるアトラクションです。
そこで文庫本を持っていくとどうなるでしょうか、ことある度にどっかに置くか、ずっと持っているバカを演じなくてはなりません。視力検査をする前に一度本をかごに置いて……。心電図検査を受ける前に一度かごに本を置いて……。
手間です
ですが、スマホの電子書籍で読めばポケットに入っちゃうんです。もちろんそのサイズの本を買えば良いってなるかもしれないですがそんな本ないです。
あと、電車やバスで座れないときでも読めます。よくアニメとかで立ったまま片手でつり革を持ってもう片手で文庫本を読むシーンを見ますがあの高等技術は過去の無駄技術に落ちこぼれます。
本棚が圧迫されません。私の本棚は小学生から読んできた本や漫画や小物で満席です。昔は古い本は弟に譲ればいいから少しずつ空きが増えていくと想定してたのに、本を読まない子に育ってしまいました。愚弟。
電子書籍の悪いところ
- 脅迫されない
- 充電
- 高い
- 気が削がれやすい
脅迫されないってなんだよって思った方もいるでしょう。電子書籍には実体が伴いません。紙の本なら実体があるのでその場に存在するだけで「読まなきゃ」と発破がかけられます。ですが、電子書籍だとそうはなりません。帰ってきてテーブルの上にまだ読みきってない本があると「まだ読みきってない」という事実を突きつけられます。カバンの中にずっと入れっぱなしでも同様です。そういうユーザの自発的な義務感を出すところはいまいち弱いです。
充電は言わずもがなですね。ちゃんと管理したりバッテリーを持ち歩けば大した問題ではないです。
高い。中古の売買という概念がありません。一応研究や検討が進んではいるみたいなのですが、まだまだ一般ユーザの私たちにまで行き届くのかと考えると微妙です。
スマホで本を読むということはそれ以外にスマホは使えないわけです。逆に言えば他のことにスマホを使ってる間は本を読めないということです。
本を読みながらソシャゲ周回とかには向いてないし、Twitterとか他のことばっかりやっちゃって本が読み進められないってことはある。
総評
私は今後はこうします
連載や単行本の発刊が現在進行で進んでいる漫画や小説は紙。単発の小説や既に完結している漫画は中古で手に入りにくいものであれば電子書籍。
という結論に落ち着きました。紙の書籍を買うことは物欲を満たす意味もあります。漫画なら何巻まで出た。買いそろえたという実感や満たされた感じがあります。
そんなものがない単発の小説は買うまでの「やっぱりいいか」が付きまといます。そんなものでせっかくの読書の機会が失われるのはもったいないです。
同様に漫画も完結していて中古屋とかで半分以上を買いそろえられないのであれば電子書籍で買いたいと思います。作者さんにも貢献できます。
私はこの理屈で先日のミリオンライブ一挙放送の3rdを見た直後にゲッサンミリオンを一気買いしました。4thに最大の感動を味わえました。
これを読んでいただいた方に電子書籍の参考になるかはわかりませんが、参考になるか、単純にブログとして楽しんでいただけたら幸いです。